花魁といえば、江戸時代に遊郭で高い位の女性のことを指し、当時のファッションリーダーとしても人気を博していました。
そんな花魁の髪型にはいくつか種類があることをご存知でしょうか？まず、一般的に花魁の髪型で一番イメージが強いのが「勝山髷」です。
勝山髷は大きな輪となって結われており、色気だけでなく上品さも兼ね備えた髪型です。
ちなみに、現在は勝山髷から丸髷という呼び方に変わっています。
そして、勝山髷と同じく人気があったのが「横浜庫」です。
後頭部の中央で髪を結ってから、両側を蝶を彷彿させる上下に広げた髪型です。
他にも、髷用に後ろで集めた髪を頭頂部に立ててから根元にある髪の毛で巻く「兵庫髷」や、髪を1本に結って、それを中央で止めるというシンプルな髪型の「島田髷」などがあります。
江戸時代から女性は見た目にこだわり、それが現代へも受け継がれているということですね。
もし、あなたが花魁体験をする機会がありましたら、歴史ある街として人気の京都でどんな髪型が人気なのかフォトスタジオの店員さんに聞いてみるといいでしょう。